こんにちは。
前回に続き、表題の件です。
政府の有識者会議は10月18日、最終報告書のたたき台を示しました。
大体の詳細は前回上げた通りです。(長文ですが。。。。すいません。)
技能実習制度廃止、新制度について vol.1 | 流通ワークス事業協同組合 (bclw.jp)
今回の改定内容は基本的には賛成でしたが、疑問に思ったことがあったのでお伝えします。
「未熟練労働者」として受け入れる対象を、建設や農業など特定技能と同じ分野に限定すると表記されていました。
なんですか。。。。?未熟練労働者って。。。
私は初めて聞く言葉で一瞬理解できませんでした。
技能実習生という言葉の代わりでしょうか。(調べてみるともともとある言葉みたいですが。)
この言い方はどうやら日本に来たての、外国人労働者全般を指す言葉のようです。
しかし現行の技能実習制度は差別を生み出すことにも批判が集まったはず。
だったらこの言い方はやめてほしいですよね。
「未熟」かどうかって、何を指して区別しているのでしょう。
人間みな未熟な部分と成熟している部分を持っています。
そもそも今回は日本の人材不足を補ってくれる存在として受け入れると明言したわけですよね。
だったらもっと敬意を払った言葉を使いませんか。
日本人よりよっぽど頑張ってくれる尊敬できる外国人はいっぱいいます。(逆もしかり)
私も海外で働いたことがありますが、自分が未熟錬だって思って働く人います?
早く迷惑かけないように、給料の対価に見合うように頑張るのが仕事に対するモチベーションになります。
言語の壁、新しい環境で、必死になって頑張ることが海外で働くということだと思います。
「有識者」の方に、「未熟練労働者って言葉は、差別を助長しそうなので使わないようにしましょう。日本はもっと国際的な道を歩まなければなりません。日本に来て働いてもらう外国人には敬意をもって接するようにシステムを構築しましょう。お互い教えあい、助け合い、高まっていく関係です。」など発言する人はいないのでしょうか。
年内までに最終案が提出されるそうです。
職種は特定技能の12分野のみとなるのか、逆に特定技能の職種が増えるのでしょうか?
今のニュース文面を見るとはっきりしません。
とびは?土木は?全部建設業になるのでしょうか。
有識者の方の中に、現場の方を入れていただけませんか。
実習実施者、監理団体、技能実習生、すべての立場にたって、よりよい道を模索してもらいたいです。
年内に明確が方針が決定すると思うので、期待して待ちます。
お知らせがあったら随時アップします。
以上、事務局でした。