お疲れ様です! 事務局です。
ロシアのウクライナ侵攻によって、世界情勢はとんでもないことになっています。
コロナ感染と合わせて、歴史に永久に残る年になることでしょう。
燃料や小麦粉の値上がり、それらに合わせて多くのモノの物価が上がっております。
それでもなんとか動いている経済ですから、いろいろな人が痛みを感じているのでしょう。
できれば、均等にその痛みを分けあう世であってもらいたいと思います。
ニュース全般ではロシアばかり悪者になっておりますが、一元的な見方は大きな誤解を生むと思います。
そもそもNATOは、旧ソビエトとその同盟国に対抗するための軍事同盟という背景があります。
たとえソ連からロシアになっても根本的にプーチン大統領にとって敵対する存在なわけです。
しかし、その後近隣諸国はどんどんNATOに加盟していきました。
プーチンにしてみればウクライナは最後の砦くらいに思っていた大切な国なわけですよね。
「兄弟国」に裏切られるような形になったともいえます。だからこそ、圧力をあれだけ加えていたのです。
それでもウクライナやNATOの姿勢が変わらないので、今回のように強制的に侵攻する道を選んだのでしょう。
ロシアが一方的に悪で、ウクライナはじめアメリカ側が善と簡単な図式にもっていくのはむしろ戦争を助長してしまうでしょう。私たち側のほうにも戦争によって、儲けたり、悪用する人もいるはずです。
せっかくグローバル社会となった現代なのですから、情報を正しく見極め、戦争を止め、衝突を回避するための努力を続けてもらいたいと思います。
またウクライナ侵攻に対して、アメリカやNATOは直接的な介入はしておりません。アメリカが守ってくれるはずと思っていたウクライナの人々も大勢いたことでしょう。まるで今の日本のように。
つまり、「アメリカが世界の警察」という時代はアフガニスタン撤退や今回のロシアの暴挙によって、終わってしまったといえるかもしれません。
アメリカに守られ続けてきた日本としては、この世界の新たな局面はとても重要であると思います。
なんとか良い方向に進んでくれればよいと願うのみです。
では、事務局長でした!